1983-05-19 第98回国会 参議院 内閣委員会 第12号
アラスカ石油は、先生御案内のとおり昭和四十一年に財界挙げまして、産業界挙げまして資本金四十億でスタートし、その後若干増資しておりますが、石油発見に至らずに解散に至ったものでございますけれども、探鉱事業は非常にリスクの大きな事業でございますものですから、公団等の融資につきましても御指摘のような制度を設けておるわけでございますけれども、金額につきまして先生御指摘のとおり十五億円余ということになっております
アラスカ石油は、先生御案内のとおり昭和四十一年に財界挙げまして、産業界挙げまして資本金四十億でスタートし、その後若干増資しておりますが、石油発見に至らずに解散に至ったものでございますけれども、探鉱事業は非常にリスクの大きな事業でございますものですから、公団等の融資につきましても御指摘のような制度を設けておるわけでございますけれども、金額につきまして先生御指摘のとおり十五億円余ということになっております
これらにつきましては、今後まあどういうように整理するかということにつきましては、会社側といろいろ話しておりますが、世界におきますこの石油発見の成功率も現在、これはいろんな技術は進歩しておりますが、しかしながら、やはり埋蔵量その他の発見するいい場所というものがそれほど残っておらない点もございまして、これはいろんな数字のとり方ございますが、商業油田の発見率が大体世界では二・七%ぐらいになっておりますが、
ただ、この中に本当に石油とかガスが入っているかどうかということは、これはまた別の要素でございまして、背斜構造があるから、大きいからといって必ずしも石油とかガスが出るとは限りませんが、少なくとも石油発見の第一段階である背斜構造の存否の認定という点では、まず合格というふうに思われます。
さらにこれらの五カ年計画の実績について注目しなければならないことは、五カ年計画の後半において、石油発見率が急激に向上していることでありまして、この事実は諸外国の例に照らしましても、資金の果敢な投入、それによって得られる資料の蓄積、探鉱技術の向上及び探鉱成果の増進に伴う企業家及び探鉱従事者の士気の高揚等が互いに作用し合う結果、石油の発見が連鎖反応的に進行する性格を持っていることを如実に現わしているのであります
ただ一つ皆さんにお伺いしたいことは、あと、続く問題ですが、アラビア石油会社とサウジアラビア政府及びクエート政府との間に締結された石油開発協定の概要の資料を要求していただいたのですが、これは少し不明瞭な点があるので承りますが、この支払い関係ですね、そうして石油発見後の支払いのところで、純利益の、五六%というものをサウジアラビアに提供することになっている。